tomitamethod.com
概要 研究 作品 特集 リンク お問合せ
ガムラン録音実験

録音風景

 ガムランとは…

  ガムランとは東南アジア・インドネシア・ジャワ島中部の伝統芸能音楽に使われる楽器の総称で、主に金属製の旋律打楽器から形成されています。
  西洋音楽で使われている12音階ではなく、オクターブをほぼ9等分にした(そのうちの7音のみを使用)ペロッグ音階や、オクターブをほぼ5等分にしたスレンドロ音階という音階を使うため、普段聴いている音楽とは一風変わった、私たちにとっては少し聴き馴染みのない音楽です。

  ガムラン音楽は他の器楽に比べて周波数の帯域幅が非常に広く、可聴域を超えた高周波を多く含むためα波が引き出されやすく、陶酔感を感じやすいとも言われています。

  その周波数の帯域幅の広さに着目し、今回の録音実験の素材としてガムランを選びました。


  今回の録音実験で使った楽器は「ゴン・アグン Gong ageng(右写真)」という銅鑼の様な楽器と、「サロン・ドゥムン Saron demung(下写真)」という鉄琴のような楽器です。

  ゴン・アグンは音がとても低く、音圧も大変強い楽器で、ガムラン音楽の中でも最も基礎部分になる楽器です。音の余韻がとても長いので節の頭に鳴らし、重低音でガムラン全体を支える役割を担っています。
 
 
録音データ試聴(mp3/0.52Mbyte)
※非常に低い音が録音されておりますので、お使いのスピーカーによっては正常に再生されない場合がございます。
   

  サロン・ドゥムンは鉄琴のように金属的な音がする楽器で、下写真に映っているように木槌で青銅製、または鉄製の板を叩いて音を出します。板を叩いた余韻が残っているうちに別の板を叩くと音が濁ってしまうので、次の板を叩く前に余韻を手で押さえて止めます。
 利き手で木槌を叩き、逆の手で余韻を止めながら演奏していくため、慣れるまでは意外と演奏の難しい楽器でした。

 
録音データ試聴(mp3/1.01Mbyte)
※実験の性質上、音量差の大きい演奏になっております。途中から音量が急に大きくなりますので、ボリュームの上げすぎにご注意下さい。


(レポート/尚美学園大学大学院トミタ研究室 漢那拓也)

ゴン・アグン
サロン・ドゥムン

前のページへ

次のページへ(準備中)
前のページに戻る
copyright