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サラウンド音楽制作レポートSONAR編

レポート制作/漢那 拓也

■ ご挨拶

 こんにちは!トミタ研究室の漢那 拓也です。今回、新しくサラウンド音楽作品を制作するにあたり、新しい可能性を求めて「 SONAR 6 Producer Edition (以下 SONAR と表記)」をサラウンドミキシングシーケンサーとして活用することを試みました。当レポートではサラウンド音楽作品の制作過程を追いながら、「 SONAR 」に移行することで出来るようになったこと、新しく生まれた発想などをまとめております。

今回創作したサラウンド音楽のダウンロードはこちらから。

■ サラウンド音楽に「 SONAR 」を使う理由

「 SONAR 」では、ステレオソースをそのまま円周上に回転させることが出来るため、音の広がりを失うことなく立体的な音の移動を実現できます。映画などの「音響」とは違い、(映像が無いため)サラウンド音楽はどちらが前、後ろ、といった決まりがありません。その為、この「 SONAR 」のように「音像」を中心に左右のチャンネルが円周上に点対称で設置される方式の方が、トミタ研究室でのサラウンド音楽の制作により近い考え方でもあります。

ステレオ移動

緑色の●が、それぞれ L チャンネルと R チャンネル。その間にある白い十字が音像です。

実際にステレオソースのピンクノイズを 360 °回転させてみたところ、実に自然な円形を描いて音像が移動していくことが聞き取れました。

アングル移動

緑色の線グラフは音像のアングルを指定したものです。上図の様に設定することで、 +180 °〜 -180 °まで等速に回転運動をさせることが出来ます。

今回制作した楽曲は、この「 SONAR 」の特徴を積極的に活かし、円形の音場に包み込まれるようなミキシングを実践しております。この「円形の音場に包まれること」が今回のサラウンド・ミキシングの目的であり、「 SONAR 」に挑戦する理由なのです。

 

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